鏡裕之氏のシナリオ公開講座@エロゲーに参加しました
講座があったのは4月30日 なんですが、それを知ったのがなんと前日の29日の午後過ぎ。
最近ネットに触れてなかったからヤバかった。1日遅れてたら参加できなかったからね。当たり前の話だけど。
まぁそんなこんなで参加志望のメールでも送ろうか、とちゃっちゃっちゃっと書いたんですが、意外なところで考え込むハメに。
サクサクと「住所」「氏名」「年齢」とか書いたんですが、「好きな美少女ゲームは?」ってところで腕を組んで煙草3本吸いながら「おいらの好きなえろげって何だろ?」と。
えろげレビューなんてモノを書いている都合上(?)、項目別に得点つけて評価点とか出してる。こんな具合に (Excel 190KB)。
最高評価点は一応「DiaboLiQuE(であぼりか)」で、以下「アトラク=ナクア(ATLACH=NACHA)」「加奈~いもうと~」と続いてるけど、評価が高い=自分が好き、とはならないのよ。
好み、という意味では所謂「自分的ヒット」相当するんだろうけど、それに値するのは「セイレムの魔女たち」「顔のない月」「夢幻泡影」といった具合。でも、それが評価に値するか、というと必ずしもそうとは限らない。
カタルシスを得られた、という意味だったら「君が望む永遠」「痕(きずあと)」がそれに相当するけど、どうなんだろう。
で、変な所で考え込んじゃったんだけど、結局「一応好きと言えるだろう」と言う具合で「DiaboLiQuE(であぼりか)」「アトラク=ナクア(ATLACH=NACHA)」「セイレムの魔女たち」の3つを書いてしまいました。
好きなえろげ、って一体どんなもんなんだろうね。
変なところで理詰め思考に陥っちゃったなぁ(笑)
で、サクっとメール書いて送ったら、ものの10分もしないうちに「受諾しました」というご返信が。早ぇよ(^^;
もっとも漫画喫茶を退室しようとしてたから(再起動させてたので)返信書けなかったケドねorz
そんなワケで30日当日に講座参加しましたが、結果から書くと実りある講座でしたね。
いろんな意味で(意味深)
自分が講座に参加した理由はシナリオ方面というよりも(それもあるが)企画的なもの。それに関わる事で制作にかかるコストを知りたかったんですが、それに関しては「某雑誌の数ヶ月前に載ってる。それに『暴露』されてるから」というありがたいんだかありがたくないんだか「自分で調べろ」というごくスタンダードな回答を戴きました。畜生、余計な出費を強要しやがって(ToT)
ただ、以下の質問・回答だけで参加費分の価値はあったかな(というか一つの道筋を得られた、という意味)。
自分(質問)
「官能小説(の持つポルノ部分)とエロゲー(の持つポルノ部分)は結びつくか
鏡先生(回答@自分的解釈@なので正確な回答とはちと違う)
「官能小説・エロゲーの購入層は年代が違う(ので結びつかない)。
また、官能小説は(小説なので)1人称・3人称だが、エロゲーは(ゲーム@会話主体の)0人称という側面もある。
購入層の好みもある。
ねちっこい文章も官能小説の独特でエロゲーとは表現方法がまるで違う。
官能小説は概ね「邪が聖を踏みにじる(陵辱系が比較的多い)」が、エロゲーは「聖と聖の一致(純愛系が比較的多い)」が主体。
なので官能小説とエロゲーはベクトルが違う、と言える。
ただし、官能小説の「エッセンス」をエロゲーに生かすことはできるだろう。
…最後の一文だけで充分ですタイ。
確かにえろげの陵辱系と官能小説の陵辱系は違いますからなぁ。
何せ官能小説だったら300冊は超えて購入&読破しておりますけぇワシ。数的にはエロゲーを超えてますもん自分(爆)
額面ではえろげだがな(単価が違いすぎるからな_| ̄|○
講義の内容に関しては、ちょっと省略。
面倒くさいっていうのもあるけど、今復習中の身だしね。
ただ、講義を受けて沸き起こった疑問。
何故他の参加者は講義中に質問しなかったの?
いや、講義中に沸き起こった疑問で「先生、質問~」って手をあげたのおいらだけなのよ。
それがすっごい疑問。
だってさ、自分の頭で咀嚼してるとさ、「あれ、それってどういう事?」とか「そこおかしくね?」って思うじゃない。
最初の方はおいらも質問、ってな具合であげてたけどさ、タイムテーブルの遅れから(分単位で予定表を作られてたので)おいらも質問しなくなったけどさ。
(ちなみに「おかしくね?」と思ったトコは後で解説されたので解消済み)
確かにさ、最後の方で質問タイムっていうのを用意してるけどさ、講義中の疑問をおろそかにすると間違った解釈をするかもしれないじゃない。
間違った解釈から間違った思考に行き着きたくないから質問するんだけど、質問しない、っていうのはどういう事なのかな、と。
確かに、学校で学ぶんだったらあとで復習は可能。
だけど、今回のシナリオ講座は会社のミーティングと同様、一発勝負(?)だから質問しないっていうのは後でフォローが効かない。
質問せずに終わらせる、というのは果たして勉強と言えるのかなぁ?
強いて勉める、と書いて勉強と読むんだからさ。
その辺は姿勢の違いかな?
ま、いいけどさ。
あと、違和感があったのが一つ。
講義に参加する以上、鏡先生のBlogとかHP読んで参加するのが礼儀だと思う。余計な質問しなくても済む、というのもあるけどさ。
あ、その辺はおいらも謝らなきゃいけないけどね。だって鏡先生のエロゲーってプレイした事ないし(小説は読んだけど)
話を戻すと、ある参加者の質問でさ、そういう所が目にあった。
その質問はHPのコラムで書いてるじゃん、って質問。2つのコラムの議題なんだけどさ。
余計なお世話だけど、「HP読め」って回答されるかと思って(偽悪的に)見守ってた(^^;
だっておいらの「エロゲー制作コストは?」って質問の回答は「某雑誌嫁」だったからさ。まぁ具体的な数字が出てこなかったのもあるかもしれないけど。
あと、ちょっと思ったこと。
エロゲー制作コストって1000万じゃ絶対足りないと思うのだが…。
おいらが試算したところ、3000万だぜ、最低ラインが。
人/月単価を75万、あと音楽・音声コストをそれぞれ500万と見越してるから、それが原因だと思うけど。
う~ん、どうなんだろう。
やっぱ某雑誌を買いに秋葉原に逝くしかないのか…とほほ。
そんなこんなで講義が終わった後。
Off会みたいなのやるよ~ってんでホイホイついていったんですが、連れて行かれた先がファミレス。
しかもオレ的鬼門のDenny’s。
ゴメン、てっきり居酒屋とばかり思ってたおいらは毒されてるんでしょうか、それともエロゲーに毒されてないだけでしょうか?
あ、そこの会話はNGな(笑)
別に書いてもいいんだrうわなにをすr$*‘*”@=!”I()#%%!!!!!(舞台裏に連行され中)
尻切れトンボみたいな具合ですが、今回はここまで。
鏡先生、多謝。
翌日朝7:00に携帯メールに「参加ありがとう」と戴きましてそれも併せてお礼を述べさせていただきます。
ありがとうございました。
参加者の方々、業界のお話を聞かせてもらったりしてありがとうございます。
運がよければお会いする事もできるかと思います。
その時に改めて飲みましょう(^^;
…就職できたらの話ですが。
では、今回はここまで。
さて、秋葉原に参考書(えろげ雑誌)のバックナンバーでも漁りに逝くか…って見当たらなかったので取り寄せor直接交渉となりまふ。ああん、GW真っ最中のこの時期にトンでもない事に(ToT)