江戸時代の女性@【ザレキネタ】 | 孤独が好きな寂しがりやBlog

江戸時代の女性@【ザレキネタ】

久々に風俗っぽいの。

あ、風俗っつってもえちぃ方じゃないので念のため。



江戸時代の女性ですが、概して早婚だった、と思われがちですが、平和になったためか戦国時代よりかなり上になっています。

日本の農村での平均結婚年齢は18歳~24歳前後、町民は17歳~22歳程度と若干農村部が遅めですね。

これは娘さんもちゃんとした労働力と見なされていたから、という考え方が一般的のようです。

有名な言葉ですが、

『娘十八番茶も出花』と言いますので、結婚適齢期、という見地に立つとやはり18歳が適齢期、と見なされていたようです。


あ、一応書いておきますが、江戸時代は「数え年」で、今の「満年齢」とは少し違います。

(数年前の)競馬をやっている方はご存知ですが、生まれた年が「1歳」、で正月を越したら「2歳」…と数えていきますので、1,2歳くらい年が下になります。

ですので、江戸時代の女性の平均結婚年齢は17歳~23歳(農村部)、16歳~21歳(町)といった具合になりますか。

現在の感覚で言うなら、高校を卒業するくらいになったら結婚するかも、言った具合でしょうか。


自分の身の回りでちょっと感じたのですが、江戸時代は20歳を超えたから行かず後家、なんて考え方ではないですね。



女性の呼称ですが、

概ね16歳くらいまでは「娘」、

20歳くらいまでが「新造(しんぞう)」(ごしんぞさま、なんて時代劇でたまに出てきますね)、

20歳を超えて「年増」、

25歳くらいまでが「中年増」、

30歳くらいになると「大年増」、それ以後は…ちょっと手元の資料には無いので分かりません。


あ、一応書いておきますが、別に女性に喧嘩売っているわけじゃありませんので念のため( ̄∀ ̄A``アセアセ


お嫁さんの呼称も様々です。

「おかみさん」「お内儀」などは丁寧語になるんでしょうか。

「おっかあ」「嬶(かかぁ)」「家内」が庶民が使うような言葉ですね。とくに「嬶」なんかそれっぽくていい雰囲気です(笑)

武家だと、今でも使っている「奥様」があります。他にも、「御内室」とも言ったりしています。


ちなみに、武家でも特殊な呼称もありまして、将軍の妻は「御台所(みだいどころ)」、大名だと「御簾中(ごれんじゅう)」といいます。このあたりになるとちょっと複雑ですね。




お見合い、なんていうのも江戸時代に出来ました。

これがまた面白いシステム(?)でして、まずは川柳の紹介から。


瓜実を 見せて南瓜と 取り替ゆる


これだけじゃ分かりにくいので、平仮名だけで。



うりざねを みせてかぼちゃと とりかゆる



これでピン、ときた方。あくどいですなぁ(悪商人の口調で)


ぶっちゃけていうと、どうせ顔なんぞ見ないんだから、ってんで「替え玉見合い」がリアルに存在したとか。

今と違って(今も若干あるのかな?)家同士の結び付きを強調するのが結婚という儀式でもありましたから、前もって(隠密っぽく(笑))相手の顔を確認したりするのが日常茶飯事(?)だったとも。


現代だったら即効でJAROにtelされますね(笑)


しかし江戸時代の中の人も大変だ(爆)