巨人の不調について雑考 | 孤独が好きな寂しがりやBlog

巨人の不調について雑考

別に巨人が不調でネタになる、というわけではないけれど。


ざっとYahoo!JapanSportsのデータを見る限り、打の軸はしっかりしている(打率は低いけど、人がそろっている、という意味)。
(100打席以上打っている選手で見ると)
元馬鹿ヲーナーのとばっちりを喰わされて(しかも会見日当日に元馬鹿ヲーナーは逃亡)巨人にトバされた小久保選手、ローズ選手、高橋選手、阿部捕手が(打率こそ伴わないものの)OPS(出塁率と長打率を足した数字)で.900以上をキープしている。
清原選手は…やはり打率の低さが意外に効いてる。出塁率は打率の1割増しだから決して悪い数字ではないし、長打率もきっちり5割超をキープしてるんだけどねぇ。


ただ、仁志選手・二岡選手が意外にダメぽな感じ(打率:.244/.245 出塁率:.273/.285 長打率:.261/.319)(キャプラー選手は論外)
なのに何故か仁志選手・二岡選手の打席数が一番多かったりするんだよね(^^;
そういった意味では、監督の起用方法に問題があるのかもしれない。100%間違っているわけではないけれども(50%の間違いではあるが)


いまさらだけど、巨人のネックはやはり防御率の低さ。防御率4.85はやはり低すぎる。
昔から言われてた事なんだけど、打者を集めるくらいなら投手を集めろよ、とは巨人内部からも出ている声(とはZakZakの記事)
っつか、ミセリをこの時期に解雇する、というのは、少し気が早かろう。某週刊誌にも書かれてあったけど。


現状のデータを見る限り、ちゃんと役割を果たしているのは上原投手のみ。いかになんぼなんでもこの状況では辛いだろう。
ホークスの投手層の厚みは(無理矢理に近いが)ドラフトで青田刈りした結果だ。そしてそれを城島捕手が支えている。
巨人軍フロントから見たら、3年がかりでFA・ドラフトで投手を集めて城島捕手(を来オフでFA獲得)の元成長させる、というシナリオも必要だろう。
そんなことしでかしたら、おいらはマジギレするけれども、巨人軍としたら「そうせざるを得ない」くらいに投手力が無い。
っつか、巨人軍から見たら、獅子身中の虫といえる上原投手しか確実に計算できる投手がいない、というのもどうかと思うが。


巨人軍は今シーズンはどうしようもなかろう。まさかこのまま最下位を突っ走るとは思えないけれども、本当にBクラス入りでシーズンを終わるかもしれない。
監督を更迭する必要があるかどうかはわからないけれども(っつか王監督のように長期政権を任せうる人―――例えば原・前巨人監督を再任―――にして腰を落ち着けてやらせる方法もある)、少なくとも投手力の向上は必須だ。


まぁ頑張ってください。
球界の盟主とやらは
世界に冠たる我がホークスが受け継いでやりますけぇ。