常任理事国入り? | 孤独が好きな寂しがりやBlog

常任理事国入り?


日本が常任理事国入りを目指してるとかでどーのこーの言ってるじゃない。
そもそも常任理事国がどんな国で成り立ってるのか、というのを考えれば第二次世界大戦の戦勝国だぜ。
亜米利加・英吉利・仏蘭西・中国・露西亜(旧ソ連)って並べて書くと、英吉利・仏蘭西を除けば色んな意味で悪の枢軸国っつー感じじゃん。

亜米利加は小学4年生の語学力しかなくても大統領になれる国やし、


中国は中国で中華思想=ジャイアニズムにコリ固まった困ったチャンな国やし、


露西亜は露西亜で地下経済がGDP比ン十%という(一種の)暗黒世界やし、


英吉利は貴族社会を除けば雑な料理とシャーロックホームズしか残らない国やし、
仏蘭西は仏蘭西で立小便とナポレオン(人物&酒)しかない国やし。

いや、そんな事言ったら日本はヲタわーるどやん、という心無い突っ込みを入れられるんだけどさ。
まーそーゆー悪口は(当事国を除いた)コミュニケーションには役立つんだけどさ(笑)


それはともかくとして。


個人的な意見を書くとさ、そもそも常任理事国というか、国連の前身がGHQっつー時点で超眉唾モノだぜ。
戦後の秩序を作った、と言えば聞こえはいいけどさ、第二次世界大戦の総死者数が3000万人~5000万人っつーけど、
中国共産党は自国・他国も含めて5000万人、ソ連が(返品不可で)輸出した共産主義思想は1億人以上(中国除く)ブチ殺している。
(ちなみに、第二次世界大戦の総戦死者が3000万人~4000万人)

データってのは非情だよね。日本は第二次世界大戦で死んだ国民の数は「軍民合わせて」300万人
文字通り桁が違う。

そういう連中が国連決議案に向かって「ヤだ」っつったら、通るものも通らない。
果たして、それは本当に「世界平和のため」かと聞かれると、はなはだ疑問ではある。


確かに拒否権というのは安全弁として機能しているのは認めるよ。
痛くも無い腹(っつか痛い腹)を探られたくないだろうしさ。


というか、そもそも常任理事国自体が変動なし、というのはおかしくないかな?
一応、非常任理事国を選出する形を取ってるけど、当然の事ながらそれらの国は拒否権は無い。


それらを考えると、自分としては、
●常任理事国は選挙で選ばれるべき
●常任理事国は(混乱を防ぐ為にも)数を増やすべきではない
●非常任理事国は必要ならばあってもいい
という所からスタートすべきだと思うよ。

亜米利加はまぁなんだかんだ言って国際的な戦略を強いている&敷いているから常任理事国には入れるだろう。
欧州の英吉利・仏蘭西は微妙なライン……というか、南米・阿弗利加大陸から選出云々となれば、あっさり滑り落ちるかな。
露西亜は現状ではプーチンの指導力で安定しかけているから、嫌われ具合を無くせばどうにかなる(確か地下経済も割合的に減ってたハズ)。
中国は……亜細亜諸国(日本や朝鮮半島じゃない非・極東亜細亜でね)から嫌われてるからかなり難しい。まだ共産主義だし。


兎にも角にも、自分が言いたいのは、日本は本当に常任理事国入りしていいのかという事。

常任理事国になってどーすんの。
確かに、各種様々な情報(infomation)を手に入れられるのが強みだけど、それを生かす組織が無いじゃん。
infomationはそれだけでは役に立たない。それを分析・判断してintelligenceになって始めて役に立つ代物になる。

そのためには、スパイ防止法や日本版CIA(Central Intelligence Agency)、国際的は発言力・実行力、外交戦略の見直し(特に軍、正確には集団的・個別的自衛権なんたらでモメてる時点でそれが無い)、その他やるべき事は沢山ある。
そういうのを明確にしたうえでの常任理事国ではないだろうか。

自分に言わせれば、順番が逆。
土台を作ってから母屋を建てろ、と。
母屋から立ててもすぐに崩れるぜ、何か会った時に、ね。